なでしこジャパン vsスウェーデン

私が今一番愛してる日本代表って、A代表でもU-22でもなく、間違いなく彼女たちだと思う。彼女たちのサッカーほど、見ていて応援したくなり、胸熱くさせてくれるサッカーなんてありはしない。それはJリーグが創設される以前、サッカーが好きだという情熱だけを頼りに、過酷な条件の中サッカーを続けてきた選手たちを思い出させる。あの頃のような直向な気持ちを持たない、サッカーで飯が食えることに何の有り難味も感じずに、最低の試合をしながらお給料をのうのうと貰い続けているプロ選手は、今ではたくさんいる。
ドイツ代表に歯が立たなかった時の試合を思い出す。あんなに素敵なサッカーをしていても体格差の前には勝てないのかと、私は泣きたくなった。けれど、そんな私の諦めを余所に、彼女たちは更に強くなった。しかも目に見える形で強くなった。どこまで行くかも確かに大切だけど、私たちが愛せるサッカーを見せてくれれば、私はそれでいい。
それにしても「なでしこジャパン」ってダッセーーー!と思ってたけど、慣れれば愛嬌アリますネ。なでジャパ。